■グリーンITを正しく読むために■
グリーンITの背景(47)
~温室効果ガス中期目標「15%削減」の影響 その1~
さる6月10日、政府は2020年までの地球温暖化防止中期目標を「温室効果ガス排出量を2005年比15%削減」と発表しました。今回は、当日の首相の会見を振り返りつつ、日本の中期目標のポイントを分かりやすく解説したいと思います。中期目標発表を受けて、全ての日本企業にグリーンITの必要性がますます高まってきました。
■2005年比15%削減
◎首相コメント
低炭素革命で世界をリードする。このためには一歩前に出て、倍の努力を払う覚悟を持つべきなのではないだろうか、そう思っております。
そこで、私はあえて2005年比15%削減を目標とすることを決断しております。
この目標は選択肢のうち2005年比、14%削減から太陽光発電などの大胆な上乗せなどによって、更に削減幅を大きくするものです。
◎ポイント
首相は会見の中でも触れましたが、実は中期目標に関する国民からのパブリックコメントの7割以上が、削減値が最も低い「2005年比で4%削減」でした。現在の太陽光発電住宅やエコカーへの公的助成、さらに原子力発電所の稼働率上昇など、現在実行している政策を継続することで達成できる削減ゾーンと考えられます。しかし、政府は15%の削減目標を発表。国民意識との差は、実に11%です。経団連が事前に提示した数値目標も上回りました。これから2020年まで、現在CO2排出量が激増している一般家庭、そして全ての企業で継続的、かつ大幅なCO2削減への取り組みが必須となります。
いかがでしょうか。グリーンITの必要性を再認識していただけたでしょうか。
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次回も引き続き、グリーンITの背景をお届けします。
7月 8, 2009 グリーンITを正しく読むために | Permalink




